”大田市場”って読めますか?
職員さんに尋ねたところ、
”おおたしじょう”と読むのが正式名称だそうでう。
タクシーの運転手さんにもきいてみましたが、
”おおたいちば”でもOKだって言っていました(^^)
大田市場は平成元年に誕生した、日本最大級の市場です。
東京ドーム約8.5個分の広さですが、60分ぐらいの見学コースが設定されています。
大田市場へのアクセス
初めて訪れたこともあり、JR大森駅からタクシーに乗ることに。
2,000円弱。
運転手さんからいろいろ学ぶことはありましたが、
最寄りの駅から京急バスか都バス、もしくは東京モノレール「流通センター」から徒歩約20分で行くのがいいと思います。
(帰りは歩いてモノレールに乗りました)
花き棟
まずは花きの市場から。
大森駅を9時に出たので、せりなどの活気は望めないことはわかっていました。
花きのせり開始時間は
・切花—7:00
・鉢物—7:30
このご時世なので、まずは検温をするために事務所へ行くよう案内されます。
花き部の入り口から左に曲がって直進すると事務所棟が見えてきます。
期待はしていませんでしたが、せりが行われていました。
すごい静か。。。
次々とお花が出てきてはせり落とされていきます。
システム化されていて、全てが淡々とこなされている感じ。
想像を超えた静かなせりでしたが、時間的に見ることはできないと思っていたので
垣間見ることができて良かったです。
全国に占める取扱額の割合は42.5%。
お花が詰められている箱が次々とベルトコンベアーに乗って運ばれていきます。
人の声はほとんどしません。
1階には販売しているスペースがあります。
コロナもあり、関係者でもないので階下には行ってはいけないのがとても残念でした。
ここでお花を買うためには、売買参加証か『買出人証』の手続きをしなければなりません。
売買参加証がどのような手続きをしなければならないのかはわかりませんが、
買出人証は「買出人証交付申請書」という緑色の用紙に、下記のものが必要になります。
・税務署受付済みの所得申請書(納税証明書可)の写し、又は業をしていることを証明できる書類
・申請者本人の顔写真 3枚
・3,000円
期間は1ヶ月ほどかかるそうです。
せっかく来たので、見学者でも卸値でお花が買えるのかと思ったのですが、甘かったですね~。
青果棟・水産棟
花き棟はメインの青果棟・水産棟とは道を挟んで離れたところにあります。
そのため、青果棟・水産棟へは歩いて移動します。
約10~15分ほどでした。
検温するため、入って左側にある事務棟へ行って検温をしに行きます。
ここでも1階卸売場へは降りられません。
見学者用のルートが用意されています。
通路の廊下に黄色い矢印に沿って歩くようになっていました。
青果棟
ここで取扱われている額は、全国で15.3%を占めています。
青果物取扱量日本一だそうです。
せりの時間はすでに終わっているようで誰もいません。
ここは電子ではないみたいです。
やはり静かで、、、せりで活気づいた様子をみてみたいものです。
・青果のせり開始時間—6:50
季節柄、りんごとみかんがたくさんありました。
ほんのりですがみかんの香りがしました(^^)
水産棟
水産のメインは築地市場ですが、少量を取り扱っているようです。
全国に占める取扱額は0.6%。
早朝でないとおもしろくないところです。
・水産のせり開始時間—5:40
(水産のせりは衛生上公開していないようです。。。)
水産棟へは一度屋上に出て、となりの”鯛”が飾られている棟へ移動します。
終わった感満載でした。
お店はコンテナのような画一的な感じに作られています。
少し販売されているところもありました。
床はキレイです。
全然魚くさいにおいはしませんでした。
かんだ福寿 穴子天丼
いい時間になったので、お昼ご飯をかんだ福寿で。
以前、店舗は神田にあったそうです。
穴子がでかい!!!
ふっくらしてて、サクサクしてて意外に食べられます。
明治時代から継ぎ足してきている秘伝のタレは甘すぎず、
でも関東の醤油からさはなくて、タレがしみたごはんも食べやすかったです。
海老フライもでかい!!!
刺身もおいしい~~
市場直結なので新鮮でしかない!
メニューです
地球の歩き方にも載っています。
テレビにも取材されている常連店。
『思い出食堂』の次回作にもでるんですって!
交通の便が少し不便なところはありますが、半日もあれば充分です。
見学ルートもちゃんとできているので見学しやすかったです。
どうせ行くのであればせりがみたいですね。