アートアクアリウム日本橋と芋屋金次郎の揚げたて芋けんぴ

金魚東京日和

豊洲のチームラボプラネッツお台場チームラボボーダレスのデジタルアートって本当にいいですね~。

大好きです!

初めて行ったのが豊洲のチームラボプラネッツだったのですが、デジタルとアートが融合した世界観に初めて触れた衝撃は、今でも覚えています。

しかも豊洲は裸足になって、水や音・アロマの匂いなど五感からも刺激してきます。

もぉ、マイッタネ。豊洲、最高!

 

今回は日本橋にある、アートアクアリウム日本橋に行ってきました。

日本橋のアートアクアリウムは”金魚”ですよ。

非接触な世界になってきて、AIが発達してきても

やっぱり、生きているものとの関わりってないとヒトはダメになっちゃうんだろうなって、

すごく思いました。

 

アートアクアリウムに入ってまずこの掛け軸、早速やられてしまいました。

この掛け軸にある金魚、CGかと思っていたらなんと本物!!

バックにCG。

本物の金魚とCGの融合。

貧乏性の私にはCGなのに、敢えて白と黒というのがね、しびれました。

想像以上の金魚の種類。

口コミに”30分くらいで見終わった・・・”と書いてあり、

私もそうなるかも・・・と思っていたのですが、反対でした。

じっくり観ることができたというのも大きな要因でした。

ここの水槽は大丈夫だったからです。

水族館みたいにずっと見てても気持ち悪くなったりしませんでした。

細部に渡ってクオリティが高いのでしょうね。

 

金魚を水草無しで水槽に入れておくのは至難の業だそうです。

以前ニュースで話題になっていましたが、金魚については全くのシロウトの私からみたところ、どの水槽の金魚もみんな元気に泳いでいました。

 

ここは花魁をイメージした空間です。

同じ場所からでも照明で印象が全然違ってきます。

なのでずっとみていても飽きませんでした。

 

展示の仕方が相当上手いのだろうなぁと素人でも思います。

空間はそんなに広くはないのに、窮屈に感じません。

日本の”和”が現代的にアレンジされていて、外国人好みだと思います。

でも日本の文化をあまり知らない若い子にも向けられているんじゃないのかなって思います。

 

モチーフもステキ!

なんで金魚なのかなって思っていたのですが、金魚しかないなって思うようになりました。

次の空間は相対的にみると広くはなかったのですが、個人的に一番好きなところでした。

今は透明な水槽が一般的なため、金魚は横から観ていますが、

昔は金魚は不透明な鉢に入れて鑑賞されていたので、上から金魚を観賞していました。

上からなので、金魚自体だけでなく、”影”も楽しむんですって!!!

無知なので、影で金魚を楽しむなんて・・・横槍を受けたようなオドロキ。

この水槽は表面張力から、水槽の側面全てに水が上から下へ流れていて、まるで水の膜が張られているよう。

でも側面に水があるなんてみてて全然気づきもしませんでした。

 

この後は近未来の空間になります。

ここからうっすらと香りがしてきます。

にくい演出ですね。

手前に写っている球体は、地球だそうです。

最後の展示箇所。

ここは2階からだと見える風景が変わります。

↓1階から

↓2階から

わかりにくいですが、上部に見えるのは3D映像です。

3D専用眼鏡を掛けなくてもキレイに見えます。

 

2階に上がると、1階には戻れなくなります。

2階には喫茶できる場所が2箇所あり、

これは階段上がってすぐのところ。

能楽の舞台があり、いかにも外国人が好きそうです。

ここからは先ほど触れた3Dの映像が見えると思います。

お値段はお高めです。

そして奥にもある喫茶。

シャンデリアと写真には載っていませんが、通路には数々の薔薇の花が生けられています。

 

金魚はグミ、サンタの帽子は砂糖菓子です。

こんな風に演出されると金魚ってこんなに素敵なものになるのかと。

プロディース力ってすごい。

なんで金魚なんだろうって思っていたのですが、

金魚しかないなって思うようになっていました(2回目)。

金魚のモチーフもね、いいんです。

私のなかの金魚が(良い方へ)ガラリと変わりました。

影響受けすぎ(笑)

無からここまで作り上げることが、ただただすごい。

何も考えずにその空間いるだけで、いろんな方向から刺激を与えてくれるから更にすごい!!

デジタルアートを創る人って本当に同じ人間???って毎度思います。

 

見終わって近くにあるコレド室町2の1階にある日本橋芋屋金次郎へ。

その場で揚げて作るオリーブオイル芋けんぴが絶品ということで行ってみました。

芋けんぴって固いのに噛み切れなかったり、油がまわっておいしくない印象のほうが強かったのですが、おいしい!

サクッとかめる、割れる?という感覚かな。

特に揚げたてはおいしかったです。

油っぽくなくて、持っても手がベタベタしません

翌々日に食べてもサクッとしてて、油っぽくないし、砂糖でドロドロしてませんでした。

原材料もシンプルなのにどうやってこのクオリティに仕上げられるの?

怖い食べ物ですよ、これは。

手が止まらないですから。。。デブへの道一直線。

間違いないです。

こりゃあ売れますね~。

訪れたときは、長い行列ではなく絶えず数人が並んでいる感じでした。

1袋500円。

またこのクリップがね、小さいですが嬉しい。

芋けんぴ

アクアリウム日本橋のチケット代はそんなに安くはありません。

人間のエゴのために金魚達を本来の生存環境とは違う環境に置かれるので、

金魚に視点を置くとどうなんだろうなぁとは思います。

それでも金魚が少しでも良い環境でいてくれるためと思えば、

入場料の金額も妥当かな?・・・と、実際に行ってみて思いました。

(金魚に使ってほしいです)

ただ、もう一方の気持ちとしては、

生き物、しかも金魚だけを眺めるという機会が殆どなく、

しかも現代アートとの融合した空間で、

1人でゆっくりと金魚を眺める時間は、良くもありました。

そしてそのあとは、芋けんぴ(^^)

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